GWのカンパーニャ嬬恋で、平成最後の過酷なキャンプ【前編】
こんにちは。キャンプ2年目のユミ(@fruor.yumi)です。
10連休どうでしたか?
私はというと…4泊の予定を1日早めて帰ってくることに…
平成最後のキャンプは、過去最強に過酷なキャンプとなりました。
キャンプの経験談、特に失敗談こそ価値がある!と思うので、残しておこうと思います。
今回利用したのは、『無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場』です。18回目、24、25、26泊目になります。
サイト数が200ほどあって、キャンセル待ち狙いの我が家も連泊で予約を取れました。
4/27〜行ったのですが、この日は全国的にめちゃくちゃ寒かった日です。
ストーブも持ってきてるし、2年の経験がかなり強気にさせていたため、キャンセルなど考えもしませんでした。
到着してみると、なんと吹雪いています!
写真だと青空に見えますね。
確かに時々青空が見えるんですが、同時に常に雪が降っていて、ものすごい強風でした。
息子は車で待機しててもらい、主人と二人でせっせと設営します。
ちなみに、設営や撤収の時は、ポンチョタイプのレインウェアは動きにくいので、私と主人はノースフェイスのゴアテックスのマウンテンパーカーを着ています。
息子は雨が降ってても興味を持ったら遊べる様に、それと、座っても不快な思いをしなくていい様に、モンベルのレインスーツです。
このレインスーツ、すごく作りがよくて、さすがモンベル!って感じです。
フードの深さも微調整できて、子供が嫌がることもありません。
お値段は6,900円と、少し高いけど、オススメです。
ものすごい強風の中、ポールを立ち上げて、張り綱を張ろうと思っていた瞬間、なんとペグが抜けてテントが倒壊しました。
かなりの迫力で、怖気付きそうになりました…。
売店で急いで50cmのソリステを購入してんなんとか設営完了。
写真だと晴れて見えますが、吹雪いています。(繰り返し)
カンパーニャ嬬恋は、草原サイトは風が強く、地面も芝の下は柔らかめの土なので、強度が必要な箇所のペグは40cm以上の鍛造ペグが必須ですね。
50cmを3本購入して風上の張り綱に使用し、その他の箇所は全てペグを2本交差させて打ちました。
それくらいしないと危険を感じる強風でした。
ちなみに、この強風のため、設営が一向に進まない方も多く、キャンプ場の方が各サイトを回って神がかったテクで設営していました。
中には強風に煽られてポールと心をへし折られた方もいた様で、夕方には撤収していくサイトも多かったです。
私も怖かったので、正直なところ撤収しようかかなり迷い、近所の方に話を聞いてみたり、いろんなサイトを観察しました。
で、ポールが折れているのはどこも自立式ツールームテントだと判明。
コールマンのこの形です。
持参したテントのポールが折れて、テントをレンタルしている方もいました。(その折れない心はすごい!)
近くのサイトにいた、ロゴスのこのタイプのテントの方も折れてしまって帰って行きました。
一方、ワンポールのベル型やティピー型テントは風を流してくれるのでビクともしていない印象。
また、ノルディスクのレイサやDODのカマボコテントも安定していました。
スノーピークの10万円以上のツールームテントは余裕の佇まい。ポールの太さか、構造か、本当にどっしりがっしり、ビクともしていませんでした。
レンタルのテントはアメニティドームとエルフィールド。
アメニティドームの風に対する強さが印象的でした。
天井が低く、中で大人の男性は立てないことがマイナスポイントとしてあげられることの多いアメドですが、強風の時は抜群の安定感に繋がるんですね。
エルフィールドは大きいので多少バタバタ言いながらもハプニングはなさそうでした。
我が家のツインピルツはというと、風を受けて幕がたわんでくるので、かなりの迫力でしたが、ポールが折れることはまずないだろうと思えたことと、夕方にはピークを過ぎたようだったので撤収しなくていいと判断しました。
息子がトランプとUNOとカルタを持ってきていたので、幕内のこもってのんびり遊びました。
おにぎりトランプ、美味しそうでしょ。
トーストとお弁当もありますよ。
今調べたら、私が買った頃にはなかったお寿司も仲間入りしていました。
今回のNEWアイテムは、ユニフレームのコーヒーバネットです。
ずっとドリップバッグを使っていましたが、濃さが調整できないのが不満で、いつか買おうと思っていました。
先日WILD-1でランタンを直していただいた時に、パーツ代があまりに安かったので、お礼の気持ちで購入しました。
それと、売店では無印のお菓子なんかも売っていたので、プレッツェルでおやつ。
中でも驚きの美味しさだったのが、ポテトチップスコンテチーズ味!
390円とお高いですが、ちゃんとコンテの味がします!
ワインのあてに最高です!
絶対また買っちゃうと思います。
3日目にはカラッとした青空も見えたので、息子がやりたがっていた虫眼鏡で火起こしに挑戦。
結局煙は出ても火はつかず、火打石で着火しました。
起こした火で肉巻き結びを焼きました!これ美味しかった〜!
おにぎりに生のお肉を巻いて、塩胡椒してからアルミホイルで包み、炭の中に投入。
10分くらい焼いてからアルミホイルをはがして、網の上でタレをつけながら転がして焼きました。
タレは焼肉のたれを忘れちゃって、醤油+カンタン酢を使ったんだけど、予想以上に美味しかったです。
豚の脂もお酢の力であっさりして、中年の胃にも食べやすかったです(笑)
これも新しく買ったアイテム。スノーピークのピッツ。
どの向きにおいても、先端がテーブルに触れない様にできています!素晴らしい!
カンパーニャ嬬恋は、子供も参加できるワークショップが毎日たくさんあります!
小学3年生以上は一人で参加できるものも多く、息子はプリン(4つ持ち帰って1,620円)とウィンナー(お肉450g分で2,484円)を作りました。
4人家族までなら、1家族から1人参加するくらいがちょうどいい量です。
最初は一人で参加することに対して、少し不安そうな顔をしていましたが、行ってしまえば楽し買った様で、『明日は何やろうかな〜』と進んで翌日のワークショップを調べていました。
親としても、自信をつけて帰ってくる顔が嬉しかったです。
大人も付き添わないといけないワークショップだと、二人分のお金がかかるのでちょっと躊躇しちゃいますが、一人で参加できるならお手軽だし、やっぱり親と一緒にやるよりも、しっかりと取り組んできます。
こういうキャンプ場なら、小学校中学年以上でちょっとキャンプ飽きちゃった子も楽しめるし、親ものんびりできてすっごくいいなぁと思いました。
標高1300mはやっぱり寒く、GWにストーブなしではかなり厳しいと思います。
アメドレンタルの方達、絶対寒いよね…過酷過ぎて『もうキャンプ行きたくない』という印象にならないといいなぁと思いました。
ストーブでじっくりおでんを煮込んだのも美味しかったです。
うちは練り物があんまり人気がないので、ちくわぶ・大根・牛筋・ウィンナー・大根・ボールだけにしてみましたが、大正解でした。
業務スーパーで買ってきた牛筋串、そのまんま入れただけですごく美味しかった!
朝ごはんはいつものホットサンドとスープだったり、お味噌汁と納豆ご飯だったり。
キャンプで食べるお味噌汁と白米は本当に美味しいです!
次回は梅干しかごはんですよ持って行こうかな。
ちなみに、余ったご飯やおかずの保存にめちゃくちゃ便利なのが、この食品用ポリ袋。
しっかり目の普通のビニール袋の様ですが、湯煎OKなので。
余ったご飯を袋に入れて、
お鍋にお湯を沸かして、そこに入れて湯煎で温め直しができます。(袋を入れた後は、火を消して蓋して放置でOK)
我が家は夕食時に白米を食べるのが息子しかいないので、少量ご飯を炊くのもできれば避けたいため、レンジが使えないキャンプでは必須アイテムです。
⚠️必ず『湯煎OK』のものを使用してください。
大きなお鍋にたっぷりのお湯を入れて湯煎する分には問題ないのかもしれませんが、キャンプ用のクッカーで湯煎中に火をつけっぱなしにして、袋が溶けたことがあるので、湯煎中は火を消すことをお勧めします。
ここまで順調でしたが、実はことあと予想もしなかった展開に…
長くなってしまったので、後編に続きます。