我が家のキャンプ道具 買い直したものと生き残ったもの全て公開!③【テント】2019/07/16更新
こんにちは、キャンプ2年目のユミ(@fruor.yumi)です。
近所でバーベキューを始めた3年前は、パチものやキャプテンスタックばっかりだった我が家のキャンプギアですが、最近は少しずつ『大切に使いたいお気に入りのもの』が増えてきました。
その分お蔵入りしたものもあり、『道具選び失敗したなぁ〜』と感じることも…
同じ過ちを犯す人が少しでも減るように、私の失敗談と、選んでよかったこれ!というアイテムの記録を残しておこうと思います。
という趣旨で、我が家のキャンプ道具を紹介しています。
【チェア】【テーブル】編はこちらからどうぞ⬇️
今日はテントについて!
我が家の歴代テント
スノーピーク(snow peak) テント アメニティドームM
初めて買ったテントがこれ。
キャンプを始める時は、何を買ったらいいのか、どこをケチっていいのかわからず…最初のテントを買うときは本当に悩みました。
我が家がキャンプを始めようと思い立った2017年は、このスノーピークのアメニティドームと、コールマンのタフワイドドームが、初心者ファミリー向けテントで人気を二分していました。
散々レビューを読んで、この2つのどっちかなら間違いないだろう、と思い、見た目が好みだったスノーピークにしました。
インナーマットとグランドシートはケチってキャプテンスタッグ にしちゃいましたが。
合わせてアメニティタープも購入。
テントもタープも物自体は本当にすっごく良くて、今も手放せずにいます。
タープは今もデイキャンプの時に大活躍だし、テントは主人の手を一切借りずに、女の私一人でも簡単に建てられます。(それでも初めてキャンプに行った時は2時間以上かかった)
デメリット
でもですね、ここで我が家は区画サイトの壁にぶつかります。
本当に初めて〜数回の時って、フリーサイトが怖くて(どんなところがいいのかわからないから、どこにテントを張ればいいのかわからない。しかももし張れる場所がなかったら?とビビる)、区画サイトを選んでいました。
よっぽど大きな区画サイトならいいんですが、一般的な80㎡くらいの区画サイトだと、アメニティタープLとアメニティドームM、さらに車を区画に収めるのってかなり難しかったです。
車は絶対に収まらないサイトもありましたね…
テントは寝る時しか使わないので、もう少し小さいサイズの方が良かったかも。
その方が設営も撤収も楽だし、場所も取らないので。
そこで、次のテントが欲しくなります。
DOD(ディーオーディー) カマボコテント2 グレー(ナチュラム限定カラー)
⚠️品薄で価格が定価より高いことがあるので注意⚠️
この商品説明を読んでいると、どう考えても我が家のスタイルにはこれだ!と思えてきます。
ただし、私が購入しようとしていた2018年は、まぁとにかく品薄でした。(2019/04/01現在も完売状態みたいです。)
この頃はまだ私よりキャンプ熱が低かった主人が『アメドでいいじゃん』と言っているのを説得し、DODのインスタをフォローして、発売日をチェックしながら待ちました。
しかし、誘惑に負けて、ナチュラム限定のグレーをうっかり買ってしまうのでした…
で、いざ使ってみると、やっぱり痒いところに手が届く!
区画サイトでレイアウトに悩むことはありません。車もちゃんと収まります。
この頃はテントとタープを両方設営するより、カマボコテント1つ張る方が断然簡単だと感じました。(今思えば、不慣れだったから。今ならアメド+タープを設営するのも楽勝だし、時間も変わらないかも。)
DOD(ディーオーディー) カマボコテント2 ブラック
その後、どうしても欲しかった黒カマも買ってしまいました。
この頃カマボコテントがとにかく人気だったので、グレーの方はメルカリであっさり買い手が見つかりました。
そして、すっかりカマボコテントを気に入ってしまった我が家は、夏の終わりから暇さえあればひたすら出撃するようになります。
テント設営にも自信がついて、朝霧ジャンボリーでフリーサイトデビューも果たしましす。
フリーサイトに行けるようになると、もう予定がなければキャンプ!な勢いで、3週連続でキャンプに行ったこともありました。
リビングとキッチンを幕内に設置しても、3人なら十分な空間があり、雨が降った時も、寝るときも、サイドパネルを閉じれば安心感があるところが良かったです。
寝室もアメドより小さくなりましたが、3人で寝るにはちょうどよく、無駄が減りました。余計なものを寝室に持ち込まないので、撤収の時間もだいぶ短縮しました。
我が家がキャンプにハマったのは、間違いなくこのテントのおかげです。
デメリット
デメリットを挙げるとすれば…
そういえばカマボコテントは私一人では建てられません。
というのも、ポールをスリーブに通したあとグロメットに差し込む時に、結構力が必要なんです。
これは私一人ではできないので、ここだけは男手が必要です。
それ以外は難しいことはないと思います。
(綺麗にシワなく張るのは結構難しいかも。)
それから、しょっちゅうキャンプに行くようになって、『もっと簡単に設営できるのないかな?』と思うようになりました。
カマボコテントも難しいことはありませんが、大きな幕のグロメットに、長いポールを通す作業が、意外と面倒なんです。
トンネル型テントに共通の問題かと思いますが、特にカマボコテントはスリーブが地面近くまであるので、スリーブの距離が長いです。
ogawaのアポロンは上の方だけがスリーブなので少し楽かも。
コールマンのトンネルテントはogawaとカマボコの中間くらい。
ノルティスクのレイサはカマボコ同様地面近くまでありますね。
他のテントは建てたことがないのでわかりませんが、スリーブが短いアポロンは少し楽そうな気がします。ただ、お値段がカマボコテント3つ弱分しますので、当時の我が家では候補に上がることはありませんでした。
あと、土砂降りの雨の中 ゴミ袋に突っ込んで帰ってきた時は、家で干すのはかなり大変です。というかやったことがないけど無理なんじゃないかな?💦
幸い、過去2回の土砂降り撤収の際は、自宅近くに帰ってきた時には雨が降っていなくて、近所のバーベキュー場で建てて干しました。
幕自体が大きいので浴室乾燥は厳しいかも。
ogawa(オガワ) テント シェルター ツインピルツフォーク T/C
そして、冬キャンプをしようと盛り上がり、新しいテントが欲しくなります。
実はカマボコテントを購入する前、ツーポールシェルター欲しいな、と思ったことがありました。
その時欲しかったのは、真っ黒いツインピルツ!
かっこよすぎます。
今も雨の日用に欲しいくらいです。
なぜツーポールが欲しくなったかというと、やっぱりカマボコテントのスリーブめんどくさい問題。
どうやらワンポールやツーポールは幕を地面に広げて隅をペグ打ちしたら、真ん中(ツーポールなら2箇所)にポールを立てれば建つらしい、と知ります。
今までスポーツオーソリティやWILD-1でテントを見ていても、スノーピークやコールマンが主流なのでワンポールやツーポールは展示されておらず、中に入ってみる機会がありませんでした。
そこで、小平のグランロッジに行ってみました。
小平以外にも、新木場、柏の葉、高尾にもあります。
小平には2階にカフェも併設されていて、なんと設営されたテントの中で食事ができます!(是非↓のリンク先のムービーをチェックしてみてください!かなりワクワクします!)
そこでツインピルツフォークTCに一目惚れします。
私はTCは乾燥が大変そうなので、ポリ幕の方がいいんじゃないかと思っていましたが、TC幕は結露が圧倒的に少ないと、店員さんから教えてもらい、悩みに悩んで、その日はぐっとこらえて帰りました。
グランロッジでは、事前に予約をすれば、希望のテントを自分で建てさせてもらうことができます!
立っているところを見てみたい、という場合も事前の相談次第でOKなことも多いそうです。
昭島にあるアウトドアビレッジのコールマンやスノーピークでも相談可能らしいので、悩んだ時には一度問い合わせてみるといいと思います。
というわけで、翌週ツインピルツフォークTCを建てさせてもらいに改めて小平へ。
やっぱり聞いていた通り、設営が簡単!
それに何と言ってもツインピルツはかっこいい!見た目が好き!
中でストーブをつけてもほとんど結露しないこと。(本来幕内での火器使用は禁止です。十分に換気を行なった上で、警報機を付け、自己責任で使用しています。)
冬場は雨の日が少ないこと。
白いテントの汚れが心配…という私の発言に、店員のお姉さんが『汚しに行くつもりで使いましょう!』と笑って言ってくれたこと。
何よりも、グランロッジに言ったら、ogawaの魅力にやられてしまったこと。
そんな感じで、結局購入して帰りました。
自分への誕生日プレゼントです。
デメリット
ツインピルツフォークTCを購入してからは、今のところこればっかり使っています。
本当に設営が簡単で、気に入ってます!
区画サイトではギリギリですが、なんとか車も収まります。(ただし、跳ね上げや張り綱がギリギリか、ちょっと妥協が必要)
今は最高にお気に入りのツインピルツですが、デメリットもあります!
まず、ツインピルツフォークはシェルターなので、メッシュがありません!
夜この白いテントの中で照明器具を使用すれば、絶対にものすごい数の虫が寄ってくることが予想されます。(でも夏は暑くて締め切ることはできないと思います。)
そして、雨でびしょ濡れになると、とてつもなく重いです!
カマボコテントより圧倒的に重いです。
浴室に干すにも、肩から上に持ち上げるのが本当に大変で、私の力では厳しいです。
なので、夏用にはカマボコテントかなぁと思っています。
スノーピークのランドステーションや、ツインピルツのポリ幕もいいなと思いましたが、やっぱりメッシュあると夜はいいよね、と気付きました…(最近虫がいないので忘れてました)
ogawa(オガワ) アウトドア キャンプ シェルター トリアングロ (2019年春追加投入)
そして購入したのがogawaのトリアングロです。
かなりマイナーなテントですが、グランロッジで見て、実はこれかなり理想的なんじゃない?とものすごく盛り上がりました。
まず設営が楽チン。
レクタタープを立てて、そのポールにぶら下げるだけなので簡単です。
私一人でも踏み台があれば建てられます。
そして、春夏のキャンプでは開放感が気持ちいいです。
アメド小川張りも開放感があって気持ちいいですが、アメドはテントに入る時に毎度腰をかがめる形になり、腰に負担を感じていました。
その点トリアングロは、立ったままインナーテントに入れるので快適です。
デメリット
トリアングロも残念ながら弱点があります。
それは、何と言っても風に弱いこと。
大きな1枚布なので、風に煽られるととても危険です。
そしてインナーテント吊り下げ式なので、タープが飛べば寝床も飛びます。
また、吊り下げ式のインナーテントは薄手(68D?)で、横は外にさらされている状態なので、風+雨の日はおそらく浸水します。
我が家は夏場は暑いところを避けて林間サイト(比較的風が穏やか)に行くので、使う機会も多いと判断して購入しましたが、1つ目のテントには絶対選ばないです。
グランロッジの店員さんも、初めてテントを買う方には勧められないと言っていましたw
デメリットも多いテントですが、AMANAYUで使った時は本当に気持ちよく、買ってよかったー!と思いました。
生き残ったテント
スタメン
冬用
春夏晴れの日用
春夏雨の日用
アメニティドームは手放すかもしれません。
というのも、アメドは今も大人気で中古でも買い手がたくさんいるので。
その点はスノーピークというブランドを選んでおいて良かったと思います。
以前は👆のように考えていましたが、先日平湯キャンプ場大雨黒カマキャンプで考えが変わりました。
黒カマを手放すかもしれません。
というのも、1年弱ぶりに黒カマを使用したら、なんだかとても暗さが気になってしまいまして…
そして、Ogawaの設営簡単なテントに慣れてしまったせいもあり、黒カマの設営撤収がすごく面倒に感じました。
黒カマばかり使っていた時に、以前面倒だと感じたアメド小川張りをした時は、『なんだ、意外と簡単じゃん』と思ったのに、全く逆でした。
経験値とスキルは上がっているはずなのになぁ。
まとめ
今振り返ってみると、初めてのキャンプのための購入で、自分の理想のテントを選ぶというのは至難の技だと気付きました。
それでも私なりに感じたテント選びのコツを挙げるとするならば…
設営が楽なのはやっぱり最高!
当たり前だけど、キャンプって【やらなきゃいけないこと(設営・撤収・料理・片付け)】も、【やりたいこと(遊び色々・お昼寝)】もたくさんあります。
1泊2日だと、【やらなきゃいけないこと】だけで終わってしまうことも…
設営・撤収が楽だと他に時間を回せるので、子供と思いっきり遊んだり、のんびり昼寝したり、私の場合は編み物をしたりと、楽しい時間が増えると思います!
私の感覚では、ワンポールorツーポール < ドームテント < トンネルテントで手間がかかる気がします。(ただしドームテントの場合はタープも必要になります)
今まで紹介したもの以外、他の形のテントは立てたことはありませんが、ogawaのロッジシェルターというテントはものすごく簡単そうでした。(ただし車載を取るので我が家では無理でした)
寝室にいる時間は意外と少ない
これ、キャンプをやってみるまで全く知らなかったことですが、テント(寝室)って寝てる時間以外ほぼ中にいないんです。起きてる時間のほとんどはリビングになるテーブルや椅子が並んだエリアにいます。
だから、大きめの寝室を選ぶ必要ってあまりなかったです。
寝室に余分なスペースがあると、無駄に荷物を置いてしまい、片付けも時間がかかります。
夏はとにかく雨が降る!
山間部のキャンプ場に行くと、夏はほぼ雨が降ります。
全く降らないことは珍しいと思っておいた方がいいかもしれません。
耐水性のチェックは必要です。
友人が、実家の物置で眠っていた年代物のテントを持って来て一緒にキャンプした時、シームが剥がれていて明け方の雨が漏れてきた事もありました。
また、大抵のキャンプ場ではチェックアウト時間が決まっているので、タイミングよく乾けばいいのですが、乾いていないのに撤収しなければいけなかったり、雨の中撤収する事もあります。
最悪の場合、びしょびしょのテントをそのまま持ち帰ることもありますので、その場合の乾燥方法(自宅で干せる場所があるか、浴室乾燥で乾かせそうか、乾燥サービスを利用するなど)を考えておくといいと思います。
我が家は庭なしマンションなので、ベランダと浴室しか干せる場所がなく、超大型のコットン幕は乾かせないです。ツインピルツフォークでギリギリですね。
コットン幕は濡れたまま1日以上放置すればすぐにカビが生えるので、どう乾かすか考えておかないと痛い目を見るかも。
ポリ幕の場合は1週間くらいは大丈夫と言われていますが、なるべく早く乾かした方がいいのは間違いないです。
最初はレンタルがいい!
一発で運命のテントに出会うのは難しいので、最初はレンタルを利用するのがいいかもしれません。
3回くらい違うキャンプ場でキャンプしてみれば、なんとなく自分のスタイルが見つかると思うので、買うのはそれからでも十分かな、と思います。
ただ、『キャンプやろう!』と思ったら一番最初に欲しくなるのがテントなので…なかなか難しいところです😅
長くなりましたが、我が家のテント紹介でした!
次はキッチン周りをやろうかな〜